気づけば6月。暑かったり涼しかったり、まだまだ気温は安定していないですが、今がチャンス。ベタベタの汗、匂いの気になる汗から、サラサラの汗に切り替えましょう。

一般的に、汗には良い汗と悪い汗があるのはご存知でしょうか。
体温調節の汗はエクリン汗腺から出ており、自律神経に管理されています。リラックス状態でかく良い汗はサラサラ。気化熱で体温を下げるため、蒸発しやすいようにほぼ水分で構成されているものです。これは無色無臭で皮膚上の菌の繁殖を抑制してくれたり、お肌を保護してくれたりする役目もあります。
では悪い汗は? 交感神経が優位になっている状態でかく汗は、本来出してはいけないミネラル分を多く含み、ベタつく濃い汗となります。蒸発もしにくく、効率よく体温調節もできません。おまけにミネラル分まで出てしまうので、熱中症などの原因にもなります。
匂いの原因としては、普段から運動をしない、汗をかかない、代謝が良くないと皮脂や垢が皮膚上に溜まってしまいます。それらが皮膚常在菌の餌になってしまい、匂いの原因を作らせています。

日頃から汗をかくことで、汗腺機能を回復させることができます。
ハーブサウナならリラックスしながら汗をかけるので、ほぼ水分のサラサラ汗がかけます。だから、どれだけ汗をかいても不快感がないのです。この汗は体温調節のため気化熱で蒸発しやすいほぼ水分で、お肌のバリア機能も高める、自分に合った天然の化粧水のようなもの。この汗を習慣的にかけるように練習すれば、夏場の汗の質にも変化が出てきます。ベタつきや匂いが気にならなくなるので、暑い夏にも負けない体に。2週間に1度を3ヶ月、4ヶ月と続ければ、汗とお肌の変化が徐々に出てくるはず・・・。
※ワキガなどアポクリン汗腺から出る汗はまた別の汗の為、当店での改善は期待できません。今回は、体温調節を目的としたエクリン汗腺からの発汗のお話ですのでご了承ください。
※体感には個人差があります。続けていただくことでより体感していただきやすくなります。